ハワイは年々日本に近づいており、最終的には日本の手前で沈む

ハワイ諸島は地下数kmにあるマグマ溜まり(ホットスポット)から上昇し、

噴出した溶岩によって造られました。

ハワイ諸島とその先に連なる北西ハワイ諸島はほぼ直線上に並びます。

このことからすべての島は、ハワイ島の南東部にあるホットスポットから噴き出した溶岩によって誕生した火山島であることもわかります。

島は決してひとつところにとどまることなく、北西へと移動を続けています。

ハワイ諸島の乗る太平洋プレートが北西方向に移動しているためです。

このプレートは年に6cmから9cmほどの割合で少しずつ北西側に移動しています。

ハワイの島々は、地底のマグマ溜まり(ホットスポット)から溶岩の供給を受けて出現します。

しかし、プレートとともに島は移動し、
少しずつホットスポットから遠ざかります。

そして遂にはマグマの供給を絶たれてしまいます。

島々は地底のマグマから溶岩の供給を受けている間は成長を続けますが、

供給を断たれると浸食がはじまります。

ではハワイの島々はやがて日本に到達するのでしょうか?

ハワイ島の中心からカウアイ島を経てミドウェーまでをひとつの線で結ぶと、
その延長線上に日本があります。

しかし、日本とハワイを結んだ中央付近より少し東側で島の流れは北北西へと曲がっています。

天皇海山列と呼ばれるこれらの島々はすでに浸食を受けて海の底深くにその痕跡を残すだけとなっています。

元はハワイ諸島と同じホットスポットから溶岩の供給を受け、

かつては洋上に顔を出していたはずです。

天皇海山列はなぜ方向を変えたのでしょうか?

変更はおよそ7000万年前とされますが、

この時期を境に太平洋プレートの移動方向が変化したためです。

ハワイ諸島も同じようにホットスポットから離れて、侵食を受けて海底に沈み、
最終的には日本列島の手前で太平洋プレートの沈み込みによって消えてしまう運命にあります…。

出典:地震調査研究推進本部

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