マーケティングの心理(後編)

ツァイガルニク効果(ザイガルニック効果)

途中でやめると、続きが気になってしまう心理のこと。

人は完了した物事よりも、未完了の物事の方に強く興味を惹かれるのです。

例えば、「続きは○○で!」という手法です。

テレビ番組で「CMのあと!」と言ったり、「未公開映像を含む完全版はParaviで!」といっています。

こうして続きを見るためにCM中もチャンネルを変えなかったり、有料会員になったりするわけです。

ゴルディロックス効果

ゴルディロックス効果とは、三段階の選択肢があるときに、
人は真ん中の選択肢を選びやすい傾向があるという心理現象です。

「松竹梅の法則」と呼ばれることもあります。

松・竹・梅の3段階の選択肢がある場合には竹が選ばれやすいです。

その比率は「2:5:3」であるといわれています。

ハロー効果

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。

光背効果、後光効果ともいいます。

例えば、ある商品の目立つ特徴に意識がいってしまうと他の部分の評価が疎かになってしまい、
簡単によい商品だと思い込んでしまう現象があります。

テレビで専門家が紹介した商品が次の日にはスーパーやコンビニからなくなったり、
「最高金賞を受賞!」や人気ランキング1位の商品は売れる確率が高いです。

また、口コミやグルメ評価サイトで評価が高い飲食店なら利用してみたいと思うでしょう。

リフレーミング効果

リフレーミングとは、物事を一つの見方だけでなく、別の見方を行うことによって物事の解釈や受け止め方を変えること。

例えば、栄養ドリンクで「タウリン1000mg配合」と言われると、たくさんのタウリンを摂取できる印象をもたせることができます。

他にも商品を1回単位の金額に変えて「コーヒーが一杯20円」と言えば、お得感がありますし、
「一杯20円なら買ってみようかな」と思わせることができます。

今度は逆に、1年単位など単位を大きく変えて「1日10円の節約」というのを
「年間で3650円の節約」と表記する手法もあります。

住宅販売では周囲に何もないところだと「閑静な住宅街」と言ったりします。

まさに「物は言いよう」です。

まとめ

様々なマーケティングの心理を紹介しましたが、世の皆さんがいかに心を動かされ、
時には騙されながら商品を選んでしまっているか、お分かりいただけたかと思います。

印象操作に惑わされず、物の本当の価値を見極めて、賢い買い物をしていきましょう。

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